【スワンナプーム空港の食事は高すぎる?】空港側が回答「価格は基準+20%以内」50バーツの格安セットも

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タイ・バンコクの玄関口、スワンナプーム国際空港。

利用したことがある人の中には、

「空港のご飯、高すぎない?」

と感じたことがある人もいるのではないでしょうか。

特に国際線の出国エリアへ入った後は、飲み物や食事の値段を見て、

「市内だったらもっと安いのに」

と思うことがあります。

こうした利用者からの不満を受け、空港を運営するAirports of Thailand(AOT)が2026年8月、スワンナプーム空港の飲食価格について説明しました。

AOTによると、空港ターミナル内で商業施設を運営するKing Power Suvarnabhumiの管理下にある飲食店については、基準となる市場価格を20%以上上回らないよう契約上の条件が設定されているとしています。

さらに、50バーツから購入できるお得なセットや、1階の一般エリアにある24時間営業の格安フードコート、

「Magic Food Point(マジック・フード・ポイント)」

も紹介しました。

ただし、この「20%増し」という数字には注意点があります。

動画でも解説しています

この記事は、当YouTubeセカンドチャンネル動画をもとにしています。

スワンナプーム空港の飲食価格と、空港で食費を抑えるために知っておきたいMagic Food Point、保安検査前後での食事の考え方について動画でも解説しています。

なぜ「スワンナプーム空港の食事は高い」と話題になった?

今回の説明のきっかけになったのは、スワンナプーム空港内の飲食価格について利用者から寄せられた不満です。

2026年8月9日、Khaosod EnglishがSNSで、

「スワンナプーム空港の食事は高すぎると思いますか?」

という趣旨の投稿を行いました。

これに対し、国際線出発ターミナル内では空港外と比べて大幅に高い商品がある、という利用者からの声が寄せられました。

翌8月10日、AOTがKhaosod Englishへ価格設定について回答しています。

空港側「価格は基準の20%増しまで」

AOTの説明では、King Power Suvarnabhumiが管理する飲食店について、価格が基準価格を20%以上上回らないようにする契約条件が設けられています。

さらにAOTは、King Power側から価格情報の提出を受け、

毎月価格を確認している

と説明しています。

ここだけ見ると、

「空港価格でも市内より最大20%高いだけなら、それほどでもないのでは?」

と思うかもしれません。

しかし、ここには重要なポイントがあります。

「市内価格+20%」ではない

今回のニュースで最も誤解しやすいのが、この部分です。

AOTが価格比較の基準としているのは、

バンコクの一般的な屋台やローカル食堂の価格ではありません。

AOTの説明によると、基準になっているのは、

バンコク市内の百貨店や主要ホテルなどでの通常販売価格

です。

つまり、

「街の食堂でガパオが50バーツだから、空港では最大60バーツ」

という意味ではありません。

例えば、市内のショッピングモールやホテルで販売されている商品の価格を基準にし、そこから20%以内という考え方です。

そのため、

空港側としては価格ルールを守っていても、ローカル価格に慣れている旅行者からすると高く感じる

ということは十分にあり得ます。

ここが、

「ルール上は極端な価格設定ではない」

ことと、

「旅行者の体感として高い」

ことが両立する理由でしょう。

すべての商品が20%高いという意味でもない

もう一つ注意したいのが、

「空港内の商品は一律で20%上乗せされている」わけではない

ということです。

20%は価格設定の上限に関する条件であり、すべての商品が基準価格のちょうど1.2倍で販売されているという意味ではありません。

店舗や商品によって価格は異なります。

また、AOTの今回の説明は、King Power Suvarnabhumiが商業運営を担当する飲食店に関する契約条件として説明されたものです。

空港内にはさまざまな業態があるため、

「スワンナプーム空港内なら、どの商品も必ず市内価格+20%以内」

と単純化しない方がいいでしょう。

ドーナツ+コーラが50バーツ

AOTは、高価格の商品だけではなく、安く利用できる選択肢も用意していると説明しています。

King Power Suvarnabhumiでは、2026~2027年向けの、

「Suvarnabhumi Food Guide」

という取り組みを実施しており、50バーツから購入できるセットメニューを用意しています。

紹介された例の一つが、

Krispy Kremeのドーナツ+缶入りソフトドリンクのセットで50バーツ

です。

ほかにも、Bonchonのチキン、スンドゥブ、ライス、600mlのミネラルウォーターを組み合わせたセットが280バーツの例として紹介されています。

つまり、

「空港内は全部高額商品しかない」

というわけでもありません。

時間があれば、お得なセットを探してみる方法もあります。

それでも安く食べたいならMagic Food Point

スワンナプーム空港で食費を抑えたい人にとって、かなり有名なのが、

Magic Food Point

です。

AOTの公式案内によると、Magic Food Pointは、

旅客ターミナル1階のPublic Area(一般エリア)

にあります。

24時間営業で、最大20店舗ほどのタイ料理店が集まるフードコートです。

AOTは今回の価格説明の中でもMagic Food Pointを紹介しており、メニューは30バーツからとしています。

空港内としてはかなり手頃な価格帯です。

Magic Food Pointは保安検査「前」に利用できる

旅行者にとって重要なのは場所です。

Magic Food Pointは、

制限エリアの中ではなく、一般エリアにあります。

つまり、国際線で出発する場合は、保安検査や出国審査へ進む前に利用できます。

そのため、

「出国手続きを全部終えてから安いご飯を探そう」

と思っていると、Magic Food Pointへ戻れなくなる可能性があります。

節約したい場合は、

先に食事を済ませてから出国エリアへ入る

という順番を考えておくといいでしょう。

Magic Food Pointはどんな場所?

高級レストランというより、タイのショッピングモールなどでよく見かける一般的なフードコートに近い雰囲気です。

AOT公式サイトでも、タイのストリートフードを手頃な価格で楽しめるフードコートとして紹介されています。

動画内で実際に訪れた際には、

  • ガパオライス
  • ご飯物
  • 麺料理
  • タイ料理
  • 飲み物

など、旅行者が気軽に食べられる料理が並んでいました。

「空港に着いて、とりあえずタイ料理を食べたい」

という到着客にも便利です。

24時間営業なので、深夜や早朝便を利用するときにも使いやすいのが大きなメリットです。

Magic Food Pointについては今回の記事動画内でご紹介してます。

この記事は、当YouTubeセカンドチャンネル動画をもとにしています。

到着時にも使いやすい

Magic Food Pointは出発前だけでなく、

タイへ到着した直後の食事

にも便利です。

例えば夜遅くスワンナプーム空港へ到着した場合、

「ホテルへ着く頃には周辺のレストランが閉まっていそう」

ということがあります。

そんなときは、空港から移動する前にMagic Food Pointで食べてしまう方法があります。

ガパオライスや麺などを食べてからホテルへ向かえば、

「夜中にホテル周辺で店を探す」

という手間もありません。

24時間営業という特徴が、到着客にとっても便利です。

問題は出国後のエリア

旅行者が、

「空港の食事、高すぎる」

と感じやすいのは、やはり制限エリアへ入った後でしょう。

出国後は利用できる店舗が限られます。

「高いから別の場所へ行こう」

と思っても、市内のように少し歩いて別の食堂へ行くことはできません。

さらに、

  • 空港施設内の賃料
  • 営業コスト
  • 物流
  • 長時間営業
  • 保安上の制約

など、一般店舗とは異なる条件があります。

旅行者側から見れば、

「その場所で買うしかない」

という状況になりやすいため、価格に敏感になります。

食費を抑えたいなら「早めに空港へ」が有効

空港での食費を抑える一番簡単な方法は、

時間に余裕を持って行動すること

です。

ギリギリに空港へ到着すると、

チェックイン

保安検査

出国審査

搭乗口

と急いで進むことになります。

その結果、お腹が空いた状態で制限エリアへ入り、

「もうここで買うしかない」

となりがちです。

少し早めに到着すれば、

Magic Food Pointなど一般エリアで食事

チェックイン・保安検査

出国後は飲み物や軽食だけ

という動き方ができます。

空のボトルを持って行く方法

もう一つ、空港利用で知っておきたいのが飲み物です。

タイの航空保安ルールでは、機内持ち込み手荷物に入れる液体、ジェル、エアゾールについて、保安検査時には原則1容器100ml以下という制限があります。

そのため、大きなペットボトルに水を入れたまま保安検査を通ることはできません。

一方、

中身を空にしたボトル

であれば、液体そのものが入っていません。

そのため、旅行時には空のボトルや水筒を持ち、保安検査後に利用可能な給水設備があれば補充する方法があります。

ただし、給水設備の設置場所や利用可否は変わる可能性があるので、その場の空港案内を確認してください。

「水だけで数百円」を避けたい人には便利

空港で意外と出費になるのが、水やソフトドリンクです。

市内のコンビニなら安く買える商品でも、空港の制限エリアでは価格が大きく異なることがあります。

1本ならそれほど大きな金額ではありません。

しかし、

食事



コーヒー

ちょっとした軽食

と買っていると、かなりの金額になることがあります。

節約を重視する人は、

一般エリアで食事を済ませる

空のボトルを用意する

という2つだけでも違いが出るでしょう。

軽い食べ物を用意する方法もある

旅行慣れしている人の中には、空港へ行く前に、

  • パン
  • 個包装のお菓子
  • チョコレート
  • キャンディー

などを用意しておく人もいます。

空港でしっかり食事をするほどではないけれど、

「搭乗まで少しお腹が空いた」

というときには便利です。

ただし、食品については注意が必要です。

食べ物は「飛行機に持ち込めるか」と「入国できるか」が別

旅行者が特に注意したいポイントです。

ある食品について、

航空機へ持ち込めること

と、

到着国へ持ち込めること

は別問題です。

肉製品、卵、生鮮食品、果物、植物などは、渡航先によって持ち込みが厳しく制限されていることがあります。

また、スープ、ソース、ジャムなど液体を多く含む食品については、航空保安上の液体規制にも注意が必要です。タイの航空ルールでも、機内持ち込みの液体等は100ml以下の容器に制限されています。

そのため、

「タイでは普通に買えたから、そのまま外国へ持って行っても大丈夫」

とは考えないでください。

持参した食品は出発前や機内で食べ切るか、渡航先の税関・検疫ルールを事前に確認しておく必要があります。

空港の食事が高い問題はタイだけではない

空港内の食事価格について不満が出るのは、タイだけではありません。

例えばインドでは、空港で手頃な食事を提供するため、政府と空港当局がUDAN Yatri Cafeという低価格店舗を展開しています。

インド政府の公式発表では、店舗によって紅茶10ルピー、コーヒーや軽食20ルピーといった低価格の商品を提供しています。

つまり、

「空港に入ると飲食価格が上がる」

という問題は、多くの国で利用者が感じているテーマです。

スワンナプーム空港がMagic Food Pointや50バーツからのセット商品を用意しているのも、価格帯の異なる選択肢を提供する取り組みの一つと見ることができます。

「20%以内だから安い」とは限らない

今回のAOTの説明を、

「スワンナプーム空港は市内より20%しか高くない」

と理解するのは正確ではありません。

改めて重要なのは、

比較基準が百貨店や主要ホテルの通常価格である

という点です。

タイのローカル食堂や屋台を普段利用している旅行者なら、

百貨店価格

さらに最大20%上乗せ

という時点で、かなり高く感じる可能性があります。

そのため、

空港側の価格管理が存在すること

と、

旅行者が「高い」と感じること

は矛盾しません。

旅行者が覚えておきたい節約方法

スワンナプーム空港でできるだけ食費を抑えたい場合は、

1. 空港へ少し早めに行く

2. 保安検査・出国前にMagic Food Pointなどで食事を済ませる

3. 50バーツなどの空港公式のお得なセットも確認する

4. 空のボトルを用意する

5. 必要なら個包装のお菓子などを用意する

6. 食品を外国まで持って行く場合は税関・検疫ルールを確認する

という方法が現実的です。

数十バーツを節約するために搭乗時間ギリギリまで外で粘るのはおすすめできません。

重要なのは、

時間に余裕を持ったうえで、安い選択肢を知っておくこと

です。

Magic Food Pointだけ覚えておいても便利

タイ旅行をする人なら、

「スワンナプーム空港1階にMagic Food Pointがある」

ということだけでも覚えておく価値があります。

AOT公式情報では、

  • 旅客ターミナル1階
  • 一般エリア
  • 24時間営業
  • 最大20店舗ほど
  • 手頃なタイ料理

というフードコートです。

今回AOTが示した情報では、価格は30バーツからとなっています。

出発時だけではなく、到着時にも使えるので、覚えておくと便利です。

まとめ:空港価格には上限ルールがあるが、ローカル価格との比較ではない

スワンナプーム空港の飲食価格が高いという利用者からの声を受け、Airports of Thailand(AOT)が2026年8月10日、価格設定について説明しました。

AOTによると、King Power Suvarnabhumiの管理下にある飲食店には、

基準価格から20%以上高くしない

という契約条件が設定されています。

AOTは価格情報を毎月確認していると説明しています。

ただし、ここでいう基準価格は、

バンコクの屋台やローカル食堂ではなく、百貨店や主要ホテルなどでの通常販売価格

です。

そのため、

「市内なら50バーツの料理が空港では60バーツまで」

という意味ではありません。

一方、空港側も低価格の選択肢を用意しています。

2026~2027年のSuvarnabhumi Food Guideでは、ドーナツ+ソフトドリンクなど50バーツからのセットを紹介しています。

さらに1階の一般エリアには、

24時間営業のMagic Food Point

があり、AOTによれば価格は30バーツからです。

空港で食費を抑えたい人は、

早めに空港へ行く。

保安検査・出国前に食べる。

Magic Food Pointを利用する。

空のボトルや、持ち込み可能な軽食を準備する。

という方法を覚えておくといいでしょう。

空港の中へ入ってから、

「こんなに高いとは思わなかった」

となるより、

どこで食べるかを空港へ行く前に決めておく。

これが一番簡単な対策だと思います。

参考情報

出典:Airports of Thailand(AOT)の回答を伝えたKhaosod English「Suvarnabhumi says food prices are controlled, doughnut + Coke set just 50 baht」

出典:スワンナプーム国際空港公式「Foodcourt Magic Food Point」

出典:タイ民間航空局(CAAT)「Dangerous Items List for Passengers on Aircraft」

出典:インド政府 Press Information Bureau「UDAN Yatri Cafe」に関する公式発表

この記事は、当YouTubeセカンドチャンネル動画をもとにしています。

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