
ベンタイン市場やブイビエン通りにも近い、ホーチミン市中心部の「9月23日公園」で、昼間に女性が4人組に襲われ、バッグを奪われる事件がありました。
事件が起きたのは2026年9月9日午後3時10分ごろです。
女性はバッグを奪われそうになって抵抗した際、男に顔を蹴られたと報じられており、単なるスリではなく暴行を伴う強盗事件です。
通報を受けた警察は捜査を開始し、約1時間半後の午後4時45分ごろ、市内の飲食店にいた4人を拘束しました。
被害女性の国籍については、今回確認した主要報道では明らかにされていません。
事件が起きたのは深夜ではなく、観光客も普通に歩く午後3時台。ホーチミン中心部でも「昼間だから大丈夫」と油断しないことが重要です。
動画でも解説しています
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ホーチミン市中心部の9月23日公園で起きた今回の強盗事件について、事件の経緯や警察による逮捕、旅行者が気をつけたい防犯ポイントを動画でも紹介しています。
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9月9日午後3時10分、9月23日公園で事件

事件現場は、ホーチミン市ベンタイン地区にある9月23日公園(Công viên 23/9)のB区です。
具体的には、レライ通り212番地の向かい側付近と報じられています。
9月9日午後3時10分ごろ、公園を歩いていた女性に4人組が接近しました。
報道によると、女性が持っていたバッグを奪おうとし、女性が抵抗したところ、実行役とされる男が女性を倒し、顔を蹴ったうえでバッグを奪いました。
現場の様子は周囲にいた人によって撮影され、その映像も報道されています。
これは「スリ」ではなく強盗事件
ホーチミン市の旅行トラブルでは、スリやバイクによるひったくりがよく話題になります。
しかし今回の事件は、それらとは少し性質が異なります。
女性から気付かれないように財布を抜き取ったのではなく、4人組が接近し、暴力を加えてバッグを奪っています。
旅行者向けの記事では「スリ事件」ではなく、「暴行を伴う強盗事件」として扱う方が正確です。
約1時間半後、飲食店で4人を確保
通報を受けたベンタイン地区警察は現場を確認し、ホーチミン市警察の刑事警察部門と合同で追跡を開始しました。
そして同日午後4時45分ごろ、事件発生から約1時間半後、市内の飲食店にいた4人を発見して拘束しました。
警察発表によると、4人は取り調べに対し、共同して強盗を行ったことを認めたとされています。
2026年9月17日時点では、警察が引き続き事件の詳細や各人の役割について捜査・手続きを進めている段階です。
「犯人は素人だった」とは言えない
事件後すぐ近くの飲食店にいたことから、「警戒心の薄い素人だったのでは」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、報道内容からそのように断定することはできません。
警察によると、女性を直接暴行しバッグを奪ったとされる30歳の男には、複数の前科・前歴があったと報じられています。
そのため、「経験のない人物による突発的な犯罪」と推測するのは避けた方がいいでしょう。
被害女性は観光客だった?
今回の事件について、被害女性の国籍や旅行者だったかどうかは、確認できた主要報道では公表されていません。
そのため、
「外国人観光客が襲われた」
と説明するのは現時点では不正確です。
重要なのは、事件が観光客も非常に多く利用するホーチミン中心部で起きたという点です。
9月23日公園はどんな場所?
9月23日公園はホーチミン市中心部にある大きな都市公園です。
ホーチミン市観光局も紹介している一般的な公共スペースで、散歩や運動、イベントなどに利用されています。
周辺には、
- ベンタイン市場
- ブイビエン通り
- ファングーラオ地区
- ベンタイン・メトロ駅
などがあり、観光旅行でホーチミンを訪れた人が通る可能性も高い場所です。
夜だけ注意する特殊な場所ではなく、昼間に普通に市民や旅行者が利用する公園です。
外務省もレライ通り・ベンタイン市場周辺に注意喚起
今回の事件現場周辺については、日本の外務省も以前から盗難被害への注意を呼びかけています。
2026年3月更新の海外安全情報では、ホーチミン市内でひったくり被害が発生しやすい場所として、
- レライ通り
- ベンタイン市場周辺
- グエンフエ通り
- ドンコイ通り
- ハイバーチュン通り
などを挙げています。
また、市内の公園についても置き引き被害が起きる場所として注意が必要とされています。
今回の事件は、まさに外務省が注意を促している中心部で発生したケースです。
ホーチミンは危険な街になった?
今回の事件だけを見て、「ホーチミンは危険な都市になった」と結論づける必要はありません。
外務省も2026年の安全情報で、ベトナム国内の治安状況については「総じて安定している」としています。
一方で、観光地、市場、繁華街などでは、
- スリ
- ひったくり
- 置き引き
- スマートフォンの盗難
などが継続して報告されています。
「危険だから行かない」というより、海外の大都市として基本的な防犯を続けることが現実的です。
旅行中のバッグはどう持つ?

旅行中はバッグの種類よりも、簡単に奪われない持ち方を意識することが重要です。
- バッグの口はファスナーなどで閉める
- 財布やスマートフォンを外ポケットへ入れない
- バッグは道路側ではなく建物側に持つ
- 人混みではバッグを体の前で管理する
- 高価な時計やアクセサリーを必要以上に目立たせない
- 歩きスマホを避ける
特に路上でスマートフォンを手に持ったまま立ち止まる行為は、バイクによるひったくりの対象になることがあります。
バッグを奪われても無理に取り返さない
今回の事件では、被害女性がバッグを取り戻そうとした際、顔を蹴られたと報じられています。
在ホーチミン日本国総領事館も、強盗やひったくりの被害に遭った際には、犯人を追いかけたり、無理に取り返そうとしたりせず、まず自分の身の安全を優先するよう呼びかけています。
過去には、ひったくり犯が刃物などを所持していたケースや、被害品を取り戻そうとして負傷した事例も報告されています。
バッグやスマートフォンより、まず自分の身体を守ることを優先してください。
昼間でも周囲を見る
今回の事件が起きた午後3時台は、一般的な旅行者が普通に観光している時間です。
そのため、「夜道だけ警戒すればいい」という考え方では十分ではありません。
人が多い場所でも、
- 後ろから不自然に近づく人がいないか
- 複数人に囲まれていないか
- バッグを道路側へ出していないか
- スマホ画面だけに集中していないか
を時々確認するだけでも防犯につながります。
被害に遭ったら警察113へ
ベトナムで犯罪被害に遭った場合、警察の緊急番号は113です。
ただし、現地警察では基本的にベトナム語での対応になることが多いため、ホテルスタッフ、現地の知人、施設スタッフなどに通報を手伝ってもらう方法もあります。
外務省・在ホーチミン日本国総領事館は、被害に遭った際には、
- 身の安全を確保する
- 警察へ届け出る
- 犯人の特徴や車両番号などを記録する
- カードを盗まれたらすぐ利用停止する
- 携帯電話を盗まれたら遠隔ロックなどを行う
- 必要に応じて旅行保険会社へ連絡する
ことを案内しています。
警察の初動は非常に早かった
今回のニュースでは、事件そのものだけでなく、警察の対応の速さも注目されています。
午後3時10分ごろに通報を受け、午後4時45分ごろには4人を確保。
約90分で容疑者全員を特定して拘束したことになります。
ベンタイン地区警察とホーチミン市警察の刑事部門が合同で追跡した結果です。
旅行者にとっても、被害に遭った場合に「どうせ戻ってこない」と諦めず、早い段階で警察へ届け出ることの重要性を示すケースと言えるでしょう。
まとめ:ベンタイン周辺でも昼間だからと油断しない
2026年9月9日、ホーチミン市中心部の9月23日公園で、女性が4人組に襲われ、バッグを奪われる事件が発生しました。
今回のポイント
事件は9月9日午後3時10分ごろに発生。
場所は9月23日公園B区、レライ通り212番地向かい。
女性は抵抗した際に暴行を受け、バッグを奪われた。
午後4時45分ごろ、市内の飲食店で4人を拘束。
被害女性の国籍は公表されていない。
警察は引き続き事件を捜査中。
9月23日公園は、ベンタイン市場やブイビエン通りにも近く、旅行者が普通に歩くホーチミン中心部です。
今回の事件だけを理由に過度に怖がる必要はありませんが、昼間の観光地であってもバッグやスマートフォンの管理を忘れないことが大切です。
そして万が一バッグを奪われた場合は、無理に犯人と争わず、自分の身体の安全を最優先にしてください。
参考情報
- Chuyên trang Công an TP.HCM「Công an truy xét ‘thần tốc’ bắt nhóm đối tượng cướp tài sản chỉ sau hơn 90 phút gây án」
- VnExpress「Nhóm cướp đánh người phụ nữ ở trung tâm TP HCM bị bắt」
- VTC News「Bắt nhóm cướp giật túi xách, đạp vào mặt người phụ nữ ở trung tâm TP.HCM」
- Tuổi Trẻ Online「Bắt 4 người lang thang cướp tài sản táo tợn ở công viên 23-9」
- ホーチミン市観光局「23/9 Park」
- 外務省「ベトナム 安全対策基礎データ」
- 在ホーチミン日本国総領事館「犯罪被害に遭ってしまったら」
この記事は、当YouTubeセカンドチャンネル動画をもとにしています。




