今回の記事ではコミュニティガイドラインで動画が削除された方や、収益化の制限がついて困るという方にも参考になる記事です。
Youtubeの広告は緑の収益化マーク、黄色の収益化の制限付きがあります。
さて今回、私が体験したお話からいきましょう。
ある日突然YouTubeからメッセージ
朝の5時頃、YouTubeから1件のメッセージが。以下はそのメールです。
要は「お前の動画、規約違反だから削除したからな!」ってことです。
流石にコレには焦りました。
「え?アカウントバン?」「イエローカード?」とよぎりましたが更に読み進むと・・・
「今回は何もペナルティ無いぞ」ということで一安心?
いやいや、消されたのはなぜだ?
そもそもこの消された動画って単なるインド旅行の動画なんですけど・・・特にシモネタ関連でも無いし・・・
謎が深まる一方です。
コミュニティ・ガイドラインとは?
コミュニティ・ガイドラインとはなんじゃ?ということでメールのリンクを開いてみた。
YouTube のコミュニティ ガイドラインは、コミュニティを安全に保つために作成されています。このガイドラインでは、YouTube で許可されること、禁止されることが定められており、動画、コメント、リンク、サムネイルなど YouTube プラットフォーム上のあらゆる種類のコンテンツに適用されます。
https://www.youtube.com/howyoutubeworks/policies/community-guidelines/
スパムと欺瞞行為
虚偽のエンゲージメント
なりすまし
コンテンツ内のリンク
スパム、欺瞞行為、詐欺
デリケートなコンテンツ 子どもの安全
カスタム サムネイル
ヌードや性的なコンテンツ
自殺や自傷行為
暴力的または危険なコンテンツ
嫌がらせやネットいじめ
有害で危険なコンテンツ
ヘイトスピーチ
暴力犯罪組織
暴力的で生々しいコンテンツ
規制品 銃器に関するコンテンツ
違法または規制対象の商品の販売
今回削除された動画で該当しそうなのは・・・ん〜正直無いです。
そもそも、収益化も通っており、2020年の2月くらいから公開されている動画。
残念ながらインド系の動画は再生数も伸びてなかったのですが3ヶ月もたってこのメール・・・
動画の内容
【タイトル】
インド 旅行|野良犬も血に染まっている生け贄の儀式 in コルカタ India Kolkata Travel Vlog भारत
【内容】
・インドのコルカタというところの旅行
・ヤギの生贄があるという寺院へ行く
・行くも撮影できない、外観のみ撮影。
・そもそもエグいので撮影はしてない
・ということでエグいシーンは全く無い
・そのまま普通に街の様子とインド旅行での注意点を旅仲間と話してる
・終了
思い当たるのはタイトルくらいかと思う。
しかし「血に染まる」「生贄」というのは何も違反ではない。
試しに「血に染まる」「生贄」で検索すると・・・
このように何も問題なく様々な動画が検索結果に表示される。
中には32万再生以上の動画もある。
ということでタイトルでもなさそうだ。
ちなみにサムネも特に問題ない。
むしろ現存されてる動画のサムネのほうがエグいと思う。
対処法
メールには「コンテンツが誤って削除されたと思われる場合は、次のフォームを使用して再審査請求を行ってください。」と記載されている。
というわけで再審査の請求をすることに。
再審査請求は至って簡単です。
理由を記載し送信のみです。
今回は理由は「コミュニティガイドラインに違反していない」と記載。
そもそもYouTube側も
「システムによる自動審査を増加させています。この影響で、一部コンテンツが誤って削除される可能性があります。」と言ってるのでAIのミスだと思う。
そんな思いで再審査の請求をした。
再審査の結果
結果として今回の動画は完全に削除された。
以下にメールを載せます。
「おい!理由なしかよ!!」
そうは思うもこれ以上は成す術も無い。
残念ながら動画は削除された。
幸いにも動画は自分で保存してあるのでまた再編集でもしてあげれる。
そして何もペナルティもつかない。
逆にペナルティもつかない規約違反動画の削除・・・
他のユーチューバーが言ってたがここ最近は無断で問答無用で動画が削除されることがあるらしい。
特にコロナウィルスやそれにまつわる政治問題などの動画は消されやすいらしい。
まぁ、YouTube側もここは明言されている。
簡単に言うと事実では無いことを言ってれば消すよ・・と。
そもそも。コロナウィルスについてまだまだ事実も何もないのに・・・
要は「都合悪い動画は消すで!」ってこと。
話がそれましたが、今回の私の動画はコロナウィルス関連でも全く無い。
不思議で不思議でしょうがない経験でした。
違反にならないために
規約違反のつもりもまったくないので対策も何も・・・って感じですが普段、私がYouTubeの動画制作で気を付けていることをお伝えしますね。
同時に収益化の広告制限の回避についても共通します。
暴力的な言葉は使わない
コレは皆さんご存知でしょう。
例えば「4ね」「9ず」などです。
シモネタも控える
いわゆる「チ⚫コ」「お⚫ぱい」とかです。
暴力的な言葉も、シモネタも伏せ字にしてても引っかかることが近年では多いようです。
要は小さい子供に見せたくない言葉は控えることです。
サムネも肌が露出してる部分は減らす
以前にバンコクの動画をアップしたときに
全く動画は問題ないのに収益化が広告制限の黄色がつきサムネを変えたら緑マーク(収益化)にかわったので気づいたことです。
※上の画像は関係ないです。
以下の項で更に詳しくお伝えします。
タイトルにシモネタや禁止ワードは使わない
これは動画の内容と同じく、要は子供に言えない言葉は控えることです。
バックアップはとっておく
今回、私が削除された動画ですが、完全に削除されました。
なので通常なら自分の動画はダウンロードもできるのですが(上画像参照)全くできません。
完全に消えてしまったのです。(上画像参照)
「YouTubeにアップしても動画はご自身で保管」しておきましょう。
またYouTube、Googleは急な規約変更は日常茶飯事です。
今、良くても明日は駄目になることも無いとは言えません。
収益化で黄色判定なら何かを追求する
動画をアップロードし30分後くらいに収益化の判断が終了します。
上の画像のように「制限付き」となれば広告はつくこともあるけど機会が減るといった感じでしょうか。
全くつかないわけでは無いのでそこは誤解のないように。
動画アップロードの流れ
動画をアップロードする際、タイトルや概要欄、サムネも設定できますが、個人的には「最初は最低限の設定」で抑えることです。
最初はサムネもタイトルもなしでアップする
例えば「ベトナム美人とマッサージ行ってベッドで気持ちよくなった。」というタイトルにしたいと思った際です。
しかしアップロードの際は「ベトナム マッサージ」くらいのタイトルにしておきましょう。
ここでとりあえず、動画もアップロード完了です。
それから、収益化の判断が完了したら次に進みます。
この時点で黄色の制限付きの場合は動画内容がマズイことが多いです。
再審査も請求できますが一回限りなので、少しでも心当たりがある際は修正しましょう。
というのも仮にココで再審査で緑マークになっても後々、また黄色マークに変わってしまう恐れが高いからです。
それでは次はココで「緑マークの収益化」が動画のアップロード時点でついた方へのステップです。
最初に設定したかったタイトルにします。
今回は「ベトナム美人とマッサージ行ってベッドで気持ちよくなった。」に設定し保存します。
ココでもまた更にしばらく放置しましょう。
AIが動画内容と照らし合わせてるのか、時々黄色マークに変わってしまうことがあります。
その際はまた最初の「ベトナム マッサージ」に戻ししばらくすると緑マークに戻るはずです。
ココは根気がいります。
※最近は一回黄色になると勝手には戻りにくい気がする
またココで「ベトナム マッサージ」に戻し、数時間経過してもいっこうに緑マークに戻らない際は動画の内容に問題ありでしょう。
概要欄もタイトルと同じです。
気を付けたいのはよくやる「関連動画」の記載です。
インプレッション率を高める際に自分の高再生の動画や他のチャンネルの関連動画を記載することが多いでしょうがココで「黄色の広告制限がある動画」をのせると自分の動画もそうなることもあります。
これはあくまで予想ですがAIが「お?この広告制限の動画の仲間か。ならこれも広告制限だな」と判断するのでしょう。
あくまでも予想ですが気を付けたほうが良いです。
サムネイル
前途のように肌の露出が多いと広告制限がつくことがあります。
自分の場合は単にキャミソールのような感じの服装の友人がサムネにいたのですがそれで黄色マークになりました。
動画内容もタイトルも概要欄も問題なかったので明らかにサムネだと気づけたのはこのステップを踏んでたからです。
また、ミニスカート姿なっんかも引っかかることが多いです。
コレばかりはAIの判断なので謎です。
同じサムネでも他の動画に使ったら問題なかったこともあります。
サムネイルの文字にも気をつけましょう
タイトルや概要欄同様にサムネイルの文字も気をつけましょう。
いくらタイトルにシモネタを控えていてもサムネイルにもろに「ちんこもっこり!」なんて書いたら黄色マークがつきます。
画像からも文字がしっかりと判断がされますので十分に注意しましょう。
タグにも気を付ける
タイトル、動画内容、サムネもバッチリなのにタグのせいで広告制限がつくことがあります。
この辺も根気強くいきましょう。
また、タグの乱用は逆効果です。
最近は4,5個が良いようですよ。
以上を変えてもだめなら動画自体の問題
といろいろやっても緑が黄色、戻ってまた緑が黄色の繰り返しなら動画自体の問題の確率が高いです。
明らかに「問題無い!」と自身がある方は再審査の請求をしましょう。
少しでも「あ、ココかなぁ・・・」ということが思いつく方は再編集したほうが良いと思います。
ガイドラインは頻繁に変わるので注意し楽しもう
今回はコミュニティガイドラインとざっくりと広告制限についてでした。
YouTube、Googleは頻繁に規約、ガイドラインが突然変更されることが多いです。
ガイドラインが変更された際はメッセージなどで伝えられると思うのでマメにチェックしましょう。
色々と面倒なことも多いYoutubeですが始めるとかなり楽しいものです。
自分の場合はあまり収益化のことは考えずに当初は「旅の思い出づくり」として始めましたがおかげさまで一年もかからずに収益化になり少しはこういった情報もシェアできるようになりました。
今後もできる限り旅の動画、情報をYouTube、インスタグラム、ツイッターそしてここブログで、また、こういったYouTube関連のこともシェアできたらと思っています。
それではまた!