この記事は、当YouTube動画「美女びしょ濡れのソンクラーン 2025年| タイ、バンコクのソンクラーンは異世界過ぎて最高だった件」をもとにしています。
タイの旧正月「ソンクラーン」。
バンコクの街が、笑い声と水しぶきで満ちる3日間。
2025年の現地体験をもとに、この記事では主要エリア別の特徴から持ち物・注意点・体験のコツまで、必要な情報を1本にまとめました。
旅行前の予習にも、来年行くか迷っている人にも役立つ実用ガイドです。
ソンクラーンとは?

ソンクラーンは、ただの「水かけ」ではありません。
もともとはタイの旧正月に行われる敬意と浄化の儀式でしたが、時代とともにその姿を変え、今では街全体が水と笑いに包まれる、唯一無二の体験型フェスティバルへと進化しています。
- 毎年4月13日〜15日に行われる、タイの旧正月を祝う行事
 - もとは仏像や年長者に水をかける“清め”の儀式がルーツ
 - 今では都市部を中心に「水をかけ合うお祭り」として進化。
特にバンコクは別格 - 観光客も地元民も全身びしょ濡れで笑い合う、“体験型フェスティバル”
 
エリア別:どこで遊ぶべきか
シーロム通り

バンコクで最もアクセスしやすく、整った環境でソンクラーンを楽しめるのがシーロム通りです。
都市型イベントとしての完成度が高く、初めての人でも安心して飛び込める定番スポットです。
- BTSサラデーン駅/MRTシーロム駅直結。アクセス抜群
 - メインストリート1本を使った直線型の会場。午後〜夜がピーク
 - 路上には企業ブース、DJ、ウォーターキャノンも登場。
都市型らしい整備された雰囲気 - 初心者でも入りやすく、ソンクラーンデビューにおすすめ
 
カオサン通り・ラムブットリー通り

もっと自由に、もっと熱くソンクラーンを体感したいなら、カオサン通りやラムブットリー通りがその答えです。
観光とパーティーが交差するこのエリアは、昼と夜で表情を変え、バックパッカーから地元の若者までを巻き込んだ“混沌の祝祭”が広がります。
- バンコク旧市街の有名バックパッカーエリア
 - 昼は観光地、夜は野外クラブのような盛り上がりに
 - 店先に水バケツが置かれ、誰でも即参加可能(もちろん飲食はしよう!)
 - カオサンが騒がしすぎる人には、隣のラムブットリー通りがちょうどいい
 
Siam(サイアム)やOne Bangkok(ワン・バンコク)など

にぎやかな通りの水かけ戦場とは一線を画し、洗練された空間でソンクラーンを味わいたい人には、One BangkokやSiamが最適です。
このエリアでは、音楽・文化・癒しが調和した、落ち着いたフェスティバル空間が広がっています。
- 駅直結で、2025年くらいから本格的にソンクラーン会場化
 - テーマに沿った音楽・文化・癒しのゾーンが設置
 - 仏像への水かけ体験、音楽ステージ、都市の森エリアでのマッサージなど、静と動が共存
 - 騒がしさよりも雰囲気重視の人におすすめ
 
Soi Cowboy(ソイ・カウボーイ),Nana(ナナ)エリアなど

普段は比較的ナイトライフよりのエリアのSoi CowboyやNanaエリアでは、音楽・ナイトライフ・バーカルチャーを通じて、もうひとつのバンコクを体感できます。
男性だけでなく女性も普通にいるのでぜひ参加してみては?
- Soi Cowboy:アソーク駅近くの短い通りに、ネオンと音楽が溢れるナイトスポットが集結
 - Nana:BTSナナ駅前の歓楽街。バー、クラブ、屋台が深夜までにぎわう
 - ソンクラーン期間中も、エリアによっては水鉄砲を持ったまま入店OKなバーも存在
 - 静かに過ごしたい場合は、通りから少し離れたラウンジ系バーや屋上バーの利用がおすすめ(水鉄砲持ち込み禁止の場合もある)
 
ソンクラーンを楽しむための準備

マナーとルール
どれだけ自由に見えるソンクラーンでも、守るべきマナーとルールがあります。
すべての人が気持ちよく楽しめるように、最低限の配慮とリスペクトを持って行動することが大切です。
- 顔・耳・目を狙う水の当て方はNG
 - 一般通行人(仕事帰りの人など)への水かけは禁止
 - 相手が楽しんでいるかを見て判断するのが基本
 
防水対策
ソンクラーンでは、濡れることは避けられません。
だからこそ、スマホやパスポートなどの貴重品は事前の準備がすべて。
ちょっとした対策の有無で、安心感と行動の自由度が大きく変わります。
| アイテム | 対策例 | 
|---|---|
| スマホ | 首掛け型の防水ケース(現地でも売っている) | 
| パスポート | ジップロック+防水バッグで二重保護 | 
| 現金 | 小額紙幣のみを防水ケースに。予備はホテルに保管 | 
トイレ・水の補充
会場内での長時間滞在には、トイレ事情と水の補充ポイントを把握しておくことが欠かせません。
混雑や閉鎖に備えて、行動前に一手先を読んでおくと安心です。
- 小さな商業施設はビル自体やトイレが閉鎖されていることもある
 - シーロムなら「Silom Edge」や「シーロム・コンプレックス」が確実
 - 水は屋台や道端で補充可能。
10〜20バーツ程度でペットボトルや水鉄砲の水の詰め替えができる 
体調と服装
ソンクラーンは楽しい反面、気温や水温のギャップで意外と体に負担がかかります。
快適に過ごすためには、服装選びと暑さ・寒さへの備えも計画のうちです。
- 氷水をかけられることもあり、体が冷える。
日中の長時間参加には注意。 - 直射日光で体力も奪われるので、サングラス・帽子は必須
 - 服装は濡れても乾きやすい速乾Tシャツ+ショートパンツが基本スタイル
 
よくある失敗とその対策

実際に現地で多くの人が直面するトラブルは、あらかじめ知っておけば防げるものばかりです。
ありがちな失敗とその対策を事前に押さえておくことで、余裕を持ってソンクラーンを楽しめます。
| シチュエーション | 回避策 | 
|---|---|
| トイレにずぶ濡れ、もしくは見つからなくて行けない | 会場入り前に済ませておく。替えのパンツがあると安心 | 
| 持ち物が浸水 | 防水バッグに全てまとめる。むき出し厳禁 | 
| 思ったより寒い | 長時間参加しすぎない。適度に休憩&着替えを。 | 
補足
防水バッグ(軽量な防水リュック)に大きめの色の濃いバスタオルを入れておくと羽織ることもできるのでオススメ!
なぜなら特に女性は濡れて服が透けたりしますので休憩中などにも隠したりもできます。
またブランケット的に冷え防止にもかなり役立ちます。
執拗なナンパ行為なども多くなってしまうので人が少ない場は避けましょう。
体験としての価値

ソンクラーンは、誰もが“見知らぬ他人と笑い合える時間”だ。
観光でも買い物でもない。濡れることを恐れず、体ごと異文化に飛び込む。
その瞬間に、自分の中にある壁が一枚、確かに崩れる。
騒がしさが苦手な人にも、文化や人との交わりを感じたい人にも、
バンコクのソンクラーンは、それぞれに合った参加の仕方がある。
最後に|参加を迷っている人へ

どの会場をどう楽しむかで、ソンクラーンの体験はまったく違うものになります。
自分のスタイルに合った場所を選び、無理なく過ごすことが、最高の思い出につながります。
- 行くならしっかり準備して、1日1会場に集中するのがベスト
 - 初心者にはシーロム、ワイワイ遊びたい人にはカオサン、落ち着いて楽しみたい人にはOne Bangkok
 - あとは水鉄砲を持って、飛び込むだけ!
 
ソンクラーンの魅力や現地の空気感をもっと知りたい方は、ぜひこちらの動画もご覧ください。



